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「フリーランス必須!」複数の銀行口座とクレジットカードを使い分ける理由とメリット

2023年8月10日

※本記事の一部にはアフィリエイト広告を利用しています。

銀行口座とクレジットカードを使い分ける

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フリーランス / 個人事業主として仕事をしていると面倒に感じることが多くあります。

そのなかでも「経理」「確定申告(青色申告)」などのお金に関することは手間がかかるので苦手です。

とはいえ、55万円・65万円の特別控除がある確定申告(青色申告)は必須の作業なので、できれば効率よく行いたいものです。

そこで、経験を重ねたことで見えてきた銀行口座とクレジットカードを使い分けてお金を管理する方法をご紹介します。

確定申告(青色申告)の作業・提出を時短で終わらせることにもつながるのでぜひ参考にしてください。

 

この記事のポイント

事業用とプライベート用を分けることでお金の管理がラクになる。
利用している金融機関と連携して確定申告の手間を省く方法がある。
おすすめの銀行・クレジットカード・サービスを紹介。

 

銀行口座とクレジットカードをそれぞれ事業用・プライベート用で使い分ける

銀行口座とクレジットカードを使い分ける

フリーランス / 個人事業主がお金の管理をラクに行うためには、最初だけ手間がかかりますが事業用・プライベート用の銀行口座とクレジットカードを用意することです。

実際に筆者が実践している銀行口座とクレジットカードの使い分けや、確定申告ソフト、家計簿ソフトの活用法を事例としてご紹介します。

使い分けるメリット

・事業用とプライベート用で支出を分けることで、お金の流れが整理できます。
・それぞれの口座残高を確認することで、ムダにお金を使うことが避けられます。
・事業用の銀行口座やクレジットカードを確定申告ソフトと連携。確定申告の作業が省力化できます。
・家計簿ソフトと連携すれば、事業・プライベートで使途の見える化ができます。

 

お金の管理がラクになる

銀行口座は、入金専用口座・業務用口座・プライベート用口座・預金専用口座の4つ。
入金専用口座に振り込まれたお金は、必要に応じて業務用口座・プライベート用口座に振込み、残高の一部を預金専用口座に移しています。

クレジットカードは、業務用とプライベート用の2つを主に使い、引落口座に業務用口座・プライベート用口座を紐付けています。

上記のとおりにすることで、業務用とプライベートでの支出を明確に分けることができ、お金の流れや整理がしっかりできるわけです。

それぞれの口座残高や取引履歴を確認することで、毎月の支出額を参考にムダ使いを避けることにもつながりますからね。

 

確定申告ソフトと連携。提出書類の作成作業が大幅に削減

フリーランス / 個人事業主の年1回の大仕事が確定申告です。
ザックリ言えば、年収ー経費=年間所得を算出。年間所得ー医療費ー社会保険料ー各控除=申告する金額を計算する必要があります。

とても面倒な作業ですが、申告した金額が所得税や国民健康保険料などに反映され、事前に源泉徴収された所得税額が支払い過ぎの場合は還付金として戻ることもあるので、しっかりと正確に計算して書類を作成する必要があります。

 

でも、業務用の銀行口座やクレジットカードを確定申告ソフトと連携させておけば、面倒な作業が大幅に省力化できます。

筆者は「やよいの青色申告オンライン」というウェブベースのオンラインソフトを10年近く利用していますが、確定申告の作業はわずか数日で終わらせることができています。

その秘密は、入金専用口座、業務用口座、業務用クレジットカードを「やよいの青色申告オンライン」と連携。それぞれの入出金データを自動的に「やよいの青色申告オンライン」に読み込ませることで、ほぼ自動で必要な記帳と計算が行われ、提出書類が作成ができるからです。

もちろん、勘定科目や金額などを確認して修理や追記を行う必要がありますが、8割程度の作業を自動化できるのでとても助かります。

確定申告ソフトは「やよいの青色申告オンライン」のほかにも、「マネーフォワード クラウド確定申告」、「free」などがあるので機能を見比べて選んでみることが確定申告をスムーズに終わらせる道につながると思います。

 

家計簿ソフトと連携。業務・プライベートの使途や残金を見える化

“家計簿ソフトはフリーランス / 個人事業主に関係ない”と思われがちですが、事業やプライベートを含めたお金や資産を日常的に把握しておくことは大切です。

筆者は無料でも使える家計簿ソフト「zaim」を8年程度使っています。

使い続けている理由は、登録した銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどの支出入データを自動で読み込み(現金など一部は手入力)履歴と残金、支出明細ごとの金額が一目でわかることです。

たとえば、食料品や生活用品などのプライベート用と、交通費や交際費、軽費として計上する消耗品費などの業務用の支出が毎月いくらだったのかが円グラフで表示されるので、使いすぎた項目が見つかったり、毎月の支出入や預金を確認して気を引き締めたり緩めたりできます。

正直、「zaim」を使いはじめてからお金に対する感覚がシビアになった気がします。
フリーランス / 個人事業主は年金もあてにできず、年を重ねるごとに老後の心配や不安が大きくなるので、お金まわりを見える化することで“いま・今後なにをすべきなのか”、将来設計を考える意味でも有効なツールだと思います。

ちなみに、「zaim」の支出入データは「やよいの青色申告オンライン」で読み込むことができるので、確定申告に必要な銀行口座やクレジットカードだけを抽出して書類作成に活かすこともできます。

 

おすすめの銀行・クレジットカード

銀行口座とクレジットカードを使い分ける

フリーランス / 個人事業主にとって有効な銀行・クレジットカードはあるのか?

すべての金融サービスを把握しているわけではないので、筆者が利用しているサービスを中心にメリットなどをご紹介したいと思います。

 

住信SBIネット銀行

かれこれ20年近く入金専用口座として利用しているのが、「住信SBIネット銀行」です。

ココが特徴

・利用状況によりATMの利用料や振込手数料が無料になる。
・アプリ「住信SBIネット銀行」は生体認証でログイン可能。
・キャッシュカードがなくてもアプリでATMが利用できる。
・スマホでデビットカードが使える。
・不正送金を防ぐ「スマート認証NEO」などセキュリティが強固。

住信SBIネット銀行の特徴は上記のほかにもありますが、筆者が最も便利に感じているのが振込手数料。

利用状況により自動的に判定される「スマートプログラム」では、セキュリティアプリの「スマート認証NEO」を利用するだけでランク2となり、他行宛の振込手数料が月5回、ATMの利用手数料が月5回も無料になります。

入金専用口座なので、他行の業務用口座、プライベート用口座、預金専用口座へ振込みを毎月行う必要があるので無料なのはとても助かります。

 

paypayカード

電子マネー決済の「paypay」と連携することで、加盟店やYahoo!ショッピングなどでクレジット決済ができポイントも貯まりやすいクレジットカード。

ココが特徴

・一般カードは年会費無料。
・200円の利用で1〜2%のpaypayポイントがもらえる。
・Yahoo! ショッピング・LOHACOの利用で最大5%のpaypayポイントが還元。
・「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「nanacoクレジットチャージ」「ソフトバンク(ワイモバイル、LINEMO含む)の通信料などに使える。
・カードのよるタッチ決済、Apple Payでの決済に対応。
・券面はカード番号レス。利用時にお知らせがスマホに届く。

使っていてお得に感じるのは、paypayアプリでの決済やYahoo!ショッピングの買い物でポイントが多くもらえること。

ただ、このクレジットカードに関しては、ポイントを最大で還元してもらえるように業務とプライベートの両方で使うことがあり、支出明細が混在してしまうのが自分都合ですが少々問題。

ただ、食料品や日用品などを購入する際はプライベート用のクレジットカードを利用しているので、確定申告の作業で大きな影響はありません。

 

マネーフォワード ビジネスカード

「マネーフォワード クラウド確定申告」と連携できる与信審査不要のプリペイドカード。

現時点では利用していないので、公式サイトを基に特徴をザックリまとめてみました。

ココが特徴

・与信審査なし。最短1週間程度でカードが届き利用可能。
・初期費用、年会費、海外手数料も実質無料。
・事業用カードとして軽費の支払いなどを集約可能。
・個人の支出と軽費を分けて管理ができる。
・マネーフォワードクラウド確定申告との連携で確定申告の作業がスムーズになる。
・カードによるタッチ決済に対応。
・利用金額を翌月まとめて口座振替で支払う「あと払い機能」。

 

まとめ

 

フリーランス / 個人事業主は、レギュラーの仕事がずっと続くことはなく、不安定・不確実な状況で仕事を続ける場合が多く、お金に関しても大きな影響を与えます。

その意味では、お金の流れや管理がしっかりできる業務用とプライベート用の棲み分けや家計簿ソフトの活用で見える化することは重要だと実感しています。

また、年に1回だけとは言いつつも作業がたいへんな確定申告は専用のソフトを導入することで作業が簡便になるのでおすすめです。

本ブログは銀行やクレジットカードの専門サイトではないので詳細は省きましたが、フリーランス / 個人事業主の皆さんの参考になれば幸いです。

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